様々な「場」をデザインするために必要なファシリテーションのスキルを学び、仕事や日常にも活かすヒントを掴む勉強会をCO-DEJIMAを飛び出し、長崎県庁舎1階 協働エリアで実施しました!イベント概要開催日時:2023年8月28日(月)13:30〜17:30開催場所:長崎県庁舎1階 協働エリア(〒850-0058 長崎県長崎市尾上町3−1)ファシリテーター:合同会社CGFM 代表社員 金内 透 さん(がりゅーさん)▼詳細はこちらから(イベントは終了しております)https://20230828event.peatix.com/タイムスケジュール13:30 チェックイン&アイスブレイク(問いを作る練習)14:00 ワーク① ペアでファシリテーション体験 イノベーションカードを使った8クエスチョン15:00 ワーク②グループでファシリテーション体験 ワールドカフェ17:00 チェックアウト(今日の気づきのシェア)17:30 終了イベントの様子はこちらチェックイン&アイスブレイク(問いを作る練習)自己紹介、学びたいことを付箋に書き出した後、イノベーションカードを使って「問いを作る」練習をしました。カードには、「よくある間違いは?」「見に行く」「絵にする」など、さまざまな言葉が書いてあります。アイスブレイクは、カードの山をペアで交互にめくり、出てきたカードの内容を元に問いを作る、というものです。例えば、「見にいく」を引いたら、「1箇所だけ、世界中どこでも行けるとしたら何を見に行きたい?」といったような感じです。普段自分では考えたことがないようなことがたくさんあり、次にどんなカードが来るのか、どのような問いを相手が作るのかなどワクワクしながら展開しました。ワーク① ペアでファシリテーション体験1つ目のワークは「8クエスチョン」を体験しました!8クエスチョンは、紙に9つのスペースを作り、中央のマスに自分が考えたい「テーマ」とワーク後に記入する「気づき」を記入し、他の8つのマスには「テーマ」に対してイノベーションカードを使って問いを作り、考えたことをどんどん埋めていくというものです。ペアワークで、一人は8クエスチョンを考え、もう一人がファシリテーター役を務めました。ファシリテーター役の人は、相手が考えることに集中できるような「場づくり」や「工夫」をする必要がありました。例えば、カードを引きやすいような並べ方、相手が考えている間の受け止め方などです。カードの並べ方や、整理の仕方もファシリテーターごとに違ってそれぞれの工夫が見られました!「待つ」ことも大事、というお話があったので、相手が詰まっている時に自分が「何かした方がいいかな?」とソワソワしそうになったのですが、フィードバックの時に、相手が言ったことを復唱したり、リアクションだけをすることで、独り言の壁打ちのようになったそうで、ゆっくり考えていいんだと思ったと伝えていただきたいので、改めてファシリテーター(場を作る人)がバタバタしないというのは大事なことだなと感じました。ワーク②グループでファシリテーション体験2つ目のワークは「ワールドカフェ」でした!ワールドカフェは、場にいる全員で1つのテーマについて、複数のグループで考えるものです。グループの中でホスト役をきめ、それ以外の人は他のグループをどんどん周り、最終的に自分のグループに戻ってきて他のところで考えたことを伝え、共有することで、最初に考えたこと深めることができます。テーマは「長崎がもっとも〜〜っと面白くなるには?」皆さんならどのように考えますか?初めのグループでは、「長崎の良いところ、好きなところ」をどんどん書き出していくところ、それぞれが「長崎で面白いと思ったこと」をシェアして深ぼっていくところなど、1つのテーマについて考えるにしても、アプローチの仕方はさまざまでした。ホスト役のところには、他のグループから人が集まってきて、はじめのグループでは出なかった考え方や新たな魅力を共有してくれて、どんどん模造紙がアイデアや考えたこと、吹き出しで埋まっていき、最後に最初のグループのところに戻った時には改めて自分たちが最初に考えたことをより深めるという一連の流れを体感しました。こうしていろんな人がアイデアや考え方をシェアすることで、新しい発見や考え方に出会えたり、思いもよらない方向にアイデアが展開していくことで考え方の科学変化が起こっているようでとても楽しく、ワークに取り組むことができました。チェックアウト(今日の気づきのシェア)最後はチェックアウト、10点シャッフルレビューです。自分の感想を書き出すのですが、自分で点数をつけるのではなく、相手に感想を託して相手がまた新しい人とペアになって2人1組で10点を分けあって採点を繰り返し、それを5回繰り返しました。いろんな方の感想を読むことができ、点数をつける行為を通して自分の感じたことを言語化し、どんなことを価値だと感じるかということも短い時間だったからこそ素直にお話しすることができて振り返りの大切さを改めて感じることができました。参加者からの感想(一部抜粋)ファシリテーターはいかに引き出すか?普段考えることのない問いの投げかけはとても考えさせられました。これですね。対話の必要性を実感していますが、対話とはお互いの違いを確認する行為、これが当たり前になっていたら期待も否定もないですね。また参加したいです!ありがとうございました。とても有意義な時間でした。本当にありがとうございました。ぜひシリーズ化していただきたいです。次回はアウトプットされた意見のまとめ方を学びたいです。終わりに今回の勉強会をきっかけに、あたらめて対話の必要性、ファシリテーションの難しさ・やりがいといったところを感じることができ、参加者から自主的な勉強会を開催したい!という声が上がりました!また、開催する際はCO-DEJIMAからお知らせできればと思いますので、興味があるな、という方はぜひご参加ください♩イベント情報はこちらからチェックしてくださいね♩CO-DEJIMA HPInstagramTwitter